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2008年01月12日

ショートストーリーF後編

今回がラスト、結構長かった・・・。



タイトル「睡眠中毒」


(続き)

黒田「どうも、1週間が経ちましたので、サンプルの回収でお伺いしたのですが、どうでしょう?商品お気に召しましたでしょうか?」

城崎「ああ、すごいねコレ!」

俺は、この石の感想、それからこの石のお陰で仕事(小説書き)が、かなりはかどっている事を伝えた。

「そうですか、お気に召していただけたようですね、それでは・・・」

「ああ、買わせてもらうよ。で、いくらなの?」

予想より大分高く、ローンを組んで買う事になったが、まあいいだろう、こいつのお陰で仕事がはかどるならそれほど高すぎる買い物でもない。


その後、予想通り仕事の調子は上向いてきた。

サラリーマンモノの小説がこれ程ウケるのは以外だった。ストーリーはいつも厳しい状況に置かれる主人公が最終的には鮮やかに難題を解決する非常に読んでてスカッとする内容だサラリーマンの憂さ晴らしにいいのだろう。しかし、何より主人公の内面を非常にリアルに描き出している部分に高い評価が与えられているのだろう。
つい先程体験した出来事や感情を、すぐに書き出すのだから当然といえば当然なのだが・・・。

俺が投稿している「投稿小説ランキングバトル!!」は、読者数に加え、ランキングが非常に獲得賞金のポイントになる、
「(読者数)×(ランキングに応じたポイント)=(獲得賞金)」
となるのだが、今まで15〜20位あたりをふらふらしていた状態では(読者数)×(20円)だったのが、今では常に5位以内をキープしているので(読者数)×(50〜100円)になっている。
読者数も増えているので、以前よりずっと獲得賞金も増えていた。


そんなある日
ピンポーン

城崎「はい。」

黒田「どうも、お世話になっております、黒田です。」

「ああ、黒田さんか、上がってくれ。」

「すいません、失礼します。」


城崎「で、今日はまた何の用事で?」

黒田「いやあ、以前城崎さんにお話うかがってから、私も「投稿小説ランキングバトル!!」 をチェックさせてもらってるのですが・・・あのどうして最近全く書かなくなってしまったのですか?」

「・・・。」

そう、実はある日を境に俺は全く小説を投稿しなくなってしまったのだ、なぜかと言うと・・・。

「僕の彼女が病気にかかってしまったのは知ってますよね?実はもうアイツは助からないみたいです・・・。」

彼女とは言っても、夢の中の彼女だ。石の力であまりに夢の世界をリアルに体験できるようになってしまったため、もはや夢の世界の出来事を、あくまでも夢の世界の出来事であると割り切る事が出来なくなってしまった。

「アイツがいなくては生きている意味も無い。貯金も結構ありますし、もう小説を書こうという気力も出てきません。」

「そうでしたか・・・まあ、彼女を助ける方法が無いわけではないかと思いますが。」

「えっ!助ける方法って、夢の世界に干渉する方法があるんですか!?」

「ええ、この石なのですが。」

「それもやっぱり・・・」

「ええ、特殊な力を持った石です。この石を使うと、夢の世界のありとあらゆるモノをコントロールする事ができます。」

「ありとあらゆるもの?」

「つまり、夢世界で神になれると言えばいいでしょうか?」

「それ、買います!!」


彼女を治すのは実に簡単だった。
そして、この石のおかげで、なんでも可能になる。
邪魔するやつは指先一つ・・・どころか、心の中で「消えろ」と思うだけでいなくなってくれる。空も自由に飛べる、すべての人々の心を自由にコントロールすることもできる、さらにはタイムスリップとか時間を止めたりも。

しかし、これでは小説なんて書けるはずも無くどうにも困っていた。
そんな時に思い浮かんだのは
「ああ、夢の中で主人公に素晴しい小説を書かせればいいんじゃん!」
という考えだった。

やはり、これも成功。夢世界では人類史上最高のベストセラー小説が誕生。さすがに現実世界ではそこまでうまくいってくれないが、普通に生活するには十二分のお金を夢世界で書いた小説をそのまま書き写す事で得られた。




ピンポーン・・・
ピンポーン・・・
ピン・・・

城崎「はい」

女「私」

「何の用?」

「いや、別に用事があったわけじゃないんだけど、淳に会いたくなって。」

「はぁ!人が気持ちよく寝てたってのに、いきなり起こしやがって、俺は寝てる途中で起こされるのが1番嫌いな事なの!!俺の家に来る時は必ず事前にメールで確認しろって何度も言ってあるだろ!!!」

「・・・ごめん。」

「で、上がるの?」

「いや、いいや。ごめんね起こしちゃって。」


「ったく、何なんだよ。あー、誰にも邪魔されずにずっと寝続けられるいい方法ってないかな?・・・・・そうだ!!」


数日後
ピーポーピーポーピーポー・・・

警察「えー、完全な密室で睡眠薬を大量に飲み死亡。外傷は全く見当たらない・・・か。自殺と見て間違いないだろうな。
あなたが第1発見者の黒田さんね。ところであなたと彼はどういう関係で?」

黒田「城崎さんは、ウチの商品の愛用者でした。今日は商品の調子を聞くために、伺ったのですが、まさかこんな事になっているなんて・・・。」

「しかし、幸せそうな顔してるなあ?普通自殺するやつの最後の表情なんてのは、もっとこう・・・。」


「うーん、きっと、とても素敵な夢でも見てたんじゃないですかね?」



END



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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 12:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
ただいま個人的にブログ応援活動してます。
応援ポチッ!
Posted by スミサーズ at 2008年01月12日 16:42
コメントありがとうございます。

ええと、そちらのブログにも訪問させていただいたのですが、コメント欄が見つからなかったです。
とりあえず、ポチッとだけしておきました。
Posted by 管理人 at 2008年01月13日 01:17
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