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2015年02月04日

ピケティ先生!!日本はゼロ成長ではありません!!

GDP、今年度マイナス成長 15年度は1.5%増予想

 政府は12日、今年度と来年度の国内総生産(GDP)の成長率見通しを閣議了解した。物価変動の影響をのぞいた実質成長率は今年度が前年度より0・5%減になり、リーマン・ショック後の2009年度以来5年ぶりのマイナスになる。
http://www.asahi.com/articles/ASH1D2TC6H1DULFA002.html


 アベノミクス効果でマイナス成長に突入しちゃってますからあああああ!!!!残念!!!!!!ΣΣ┏(_□_:)┓〜!!


 なんでも、1月29日に開催されたシンポジウムで、アベノミクスの成果を強調する西村康稔内閣府副大臣がピケティに完全論破されてグゥの音も出なかったとか・・・

世界が注目する経済学者・ピケティが来日して“アベノミクス”をケチョンケチョンに!

 だが、当のピケティ氏はアベノミクスに対してケチョンケチョンだ。 例えば、アベノミクスは富裕層・大企業への税を軽減する一方で、その穴を大衆課税である消費税増税で埋めようとしている。これは、ピケティ氏が主張する累進課税強化と真っ向対立している。

「あらゆる人にかかる消費税を引き上げることが、どうして日本の成長にとってよいことなのか。納得できない」(1月31日、東大講義で)。

 1月29日のシンポジウム後半のパネルディスカッションでは西村康稔内閣府副大臣がパネリストとして登壇した。政府の「雇用者100万人増」や「トリクルダウンの試み」などについてパワーポイントの資料を何枚も使って説明し、「アベノミクスで格差が拡大しているというのはまったくの誤解」とドヤ顔を見せた。

 しかし、データ分析ではピケティ氏の方が2枚も3枚も上手だった。

「確かに日本の格差はアメリカほどではない。しかし、上位10%の富裕層の所得は国民所得全体の30〜40%まで上がってきており、さらに上昇傾向にある。しかも、日本はゼロに近い低成長なのに上位の所得が増えているということは、実質的に購買力を減らしている人がいるということだ。おまけに累進課税の最高税率も低い。国際的水準で見ても、日本の過去の税率と比べてみても。つまり、トップの所得シェアが増えているのに以前より低い税率しか納めていないということだ」

 これを不平等といわず、なんというのか。西村副大臣はタジタジだった。

 異次元金融緩和についても「紙幣を増刷することは(税制に手を着けるより)たやすいが、緩和したマネーがどこへ行っているかわからない。果たしてそれで適切な人が恩恵をうけるだろうか」「株や土地のバブルを起こすことはできるが、それでは正しい人に富が行き渡らないし、必ずしも経済成長にはつながらない」(同シンポジウムで)とバッサリ。

 アベノミクス最大のキモは、まず富裕層を優遇して儲けさせ、その富の一部がやがて低所得者層にまで“したたり落ちてくる”トリクルダウン理論にある。ピケティ氏はこれを、「過去を見回してもそうならなかったし、未来でもうまくいく保証はない」(東大講義講義)と一蹴した。
http://lite-ra.com/i/2015/02/post-838-entry_3.html


 ここまではっきりとアベノミクスを批判していても、なお日本のリフレ派は「ピケティは日本のリフレ派とほとんど同じ主張をしているううううう!!!」などと言っているのだから、もはや救いがたいなと。アメリカの社会心理学者のミルトン・ロキーチは特定の政治的イデオロギーから独立した、権威主義的認知スタイル測定するための「ドグマティズム」という社会心理学的変数を開発したのですが、この「ドグマティズム」の値の高い人物というのがまんまリフレ派の説明になっていて笑えます。

「ドグマティズム」の値の高い者は、経験や情報を受け取る際に、自己の既存の信念や認識に影響されやすく、それらに沿うような形に新しい経験や事実を歪曲してしまうということを示した実証的な研究結果が多数報告されている。
(『リベラリズムの再生』施光恒)


 どっかの五流大学で教えてるハゲの「教科書読めよぉ」というセリフとか、某評論家の「マンデルフレミング理論を否定したかったら、その前にノーベル賞取ってください」なんてセリフなんかはある意味象徴的ですよね。「彼らの脳みその中身はどうなってるんだ?」と疑問に思う人も多いかと思うのですが、彼らはある種の主流派経済学権威主義に陥っているのだと考えると理解しやすいかと思います。特に、現在の状況では、保守の星、安倍権威主義とミックスになってるので余計にイカれ具合が増し増しになっていると思うのですが、要は、ある種の権威にべったりで自立的な思考が全く不可能になってしまっていると考えれば、このような不可思議な現象も理解しやすいのではないでしょうか。




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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 23:19 | 神奈川 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
指摘された当人たちは「ピケティ先生はアベノミクスを支持しているうううう!」とか思ってたりしてw
Posted by at 2015年02月04日 23:52
調べた結果トリクルダウンなんて起こらなかったっていってる人にトリクルダウン起こらないと成功しない経済政策披露するって馬鹿だよね。
田中と上念が哀れで痛々しいw
Posted by at 2015年02月05日 09:34
これだけデータや数字などを使って論破されても政府はアベノミクスは成功していると言い張るのでしょうね。
今も国会で安部首相が改革、改革と連呼してるのが聞こえてきてめまいがします。
Posted by at 2015年02月05日 09:41
今現在実行中なアベノミクスで国が取り戻せないほど落ち込むと思うと希望も何もありませんね。
「晋三栄えて国滅ぶと」いうところでしょうか。
Posted by at 2015年02月05日 21:29
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