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2014年12月04日

ノーベル経済学賞受賞スティグリッツ教授「今日『クラウディングアウト 』の問題を持ち出す者は、まじめな経済学者のなかには1人もいない」

クルーグマン「流動性の罠の下での財政出動は、クラウディングアウトも後世へのツケも残さない」

スティグリッツ「今日『クラウディングアウト 』の問題を持ち出す者は、まじめな経済学者のなかには1人もいない」

ゴキブリリフレカルト(高橋洋一 田中ハゲ 上念ハゲ その他・・・)「現在建設産業の人件費&資材価格高騰でクラウディングアウトが発生してる」



 スティグリッツ教授!!つまり、日本のゴキブリリフレカルトの中に真面目経済学者は一人もいないってことですねΣヽ(゚Д゚○)ノ

 ちなみに、現在、建設産業の資材価格が上がってるのは全て円高による輸入資材の価格高騰です。ビバ黒田バズーカ\(^o^)/

 おそらく、現在の供給制約やクラウディングアウトに関する主要な論調、つまり代表的な公共事業反対論なんかは、こういう感じだと思います。

公共事業頼りの景気維持は続かないばかりか副作用を生んでいる
http://www.insightnow.jp/article/8202


もはや、ウンザリするほど何度も繰り返し聞かされてきた主張ですので、あまり細かく解説はしませんが、要は、「供給能力の限界があるからそれほど公共事業は増やせない。」とか「公共事業の

 冒頭クルーグマンの名前を出してみたんで、今回は、今読んでるクルーグマンの『さっさと不況を終わらせろ』の議論から、このような種類の主張がどうおかしいかについて解説してみたいと思います。

この停滞が将来をダメにする二つ目の方法は、低い事業投資によるものだ。事業は生産拡大にあまり支出していない。実は大不況の始まりから、生産能力は5パーセントほど下がっている。企業が古い生産設備をスクラップにして、それに代わる新しい生産設備を設置していないからだ。事業投資の低さについては、大量の神話がついてまわるー不確実性が悪い!ホワイトハウスにいるあの社会主義者が怖いからだ!−でも実際には、そこには何の不思議もない。投資が低いのは事業が既存の容量ですら使い切れない程度の売り上げしか得ていないからだ。
 問題は、経済がやっと回復しても、不況の各種影響で事業が将来への投資を止めていたから、生産能力の限界や生産のボトルネックにずっと早めにぶち当たってしまうということだ。
 最後に、負けず劣らず重要なこととして、経済危機への(まちがった)対処方法のおかげで、将来に役立つ公共プログラムがなで斬りにされている点がある。
 若者たちの教育は、二一世紀にとってきわめて重要だーこれはあらゆる政治家も評論家も口をそろえて言うことだ。でも継続中の不況は、州や地方政府に財政危機を作り出すことで、学校教師三十万人のレイオフを余儀なくさせた。その財政危機はまた、州や地方政府による交通や水インフラへの投資を延期、中止させることにもなっている。たとえば、ハドソン川の下の、絶対に必要な二本目の鉄道トンネルや、ウィスコンシン州、オハイオ州、フロリダ州などで廃止された高速鉄道プロジェクト、他にもいろいろある。インフレ分を調整すると公共投資はこの景気停滞が始まってから激減した。またもやこれは、経済がいずれようやく回復しても、すぐにボトルネックや不足にぶち当たってしまうということだ。


 私は、この、それほど長くない文章の中に深刻な不況に何が起こり、そして、その時、政府は、どう対応すべきで、さらには、どのように対応してはならないのか?という問題の全てが集約されているのではないかと思います。その全てをここで解説するわけにはいかないので、ひとまず、政府による公共インフラの整備(要は公共事業)について解説しようと思います。

 この文章の中で、クルーグマンは「不況の各種影響で事業が将来への投資を止めて」しう理由について二つの理由を述べています。一つは、需要不足と将来不安からくる生産の縮小です。これについては、解説するまでもないでしょう。企業は、生産や供給を増やしてもそれに見合った需要がなければ損失が出るだけなので、当然不況期には生産を縮小し、従業員をリストラします。次に、二つ目は政府の間違った対応による必要な投資と支出の縮小です。これは、まさに日本でも起こった公共事業批判と全く同様です。




 これを見れば、分かるように、日本は1997年以降のデフレ不況下において公共事業を削減し続けました。「事業が将来への投資を止めていたから、生産能力の限界や生産のボトルネックにずっと早めにぶち当たってしまう」という先のクルーグマンが説明した現象に今まさに直面しているわけなのですね。数字を見れば、公共事業バッシングと公共投資の削減により供給能力が激減したことが明らかにみてとれます。




つまり、過去に公共事業バッシングを行い建設業者の供給能力が激減する原因を作り出した連中が、今度は今になって、「建設業者の供給能力には限界があるから、すぐには公共投資は増やせない!!景気対策は公共事業以外の方法を取るべきだ!!」と大真面目に議論しているんですね。もはや、性質の悪いジョークの域を超えてグロテスクな醜悪さすら感じさせます。

 しかし、恐るべきことに、こんなグロテスクな主張がまともにまかり通って、メディアを通じて世間に流布され、政府の中枢で大真面目に議論され、そして、実際に政策に反映されているワケです。もはや、ここまでくると現在の日本はさながらホラーか、ミステリー映画の舞台のようなものであり、カルト国家の様相すら示しているのではないかと思います。また、先の本の中で、クルーグマンは、「極端な政策は、人々が苦しんでいるのに、まともな声が何の解決策も提供しないような環境で栄える」と述べています。TPP参加、農協解体、移民1000万人、GPIFの年金資金の半分を株式で運用etc...もはや狂気の沙汰としか思えないような安倍改革に対して、維新の橋下等が「もっと、ドラスティックに改革を推進しろ!!」と叫ぶ。もはや、日本は完全にクルーグマンの言うところの「まともな声が何の解決策も提供しないような環境」になっているように思えます。

 多くの政治家や評論家は、増税や政府支出の削減、公共事業の削減を主張する際の重要な論拠として「自分たちの子孫にツケを残すのか?!」という大義名分を振りかざします。しかし、すでに、私たちの子孫云々言う以前に、今現在の私たちこそが、過去の政治家や政策通の専門家連中による明らかに間違った愚かな政策によって、生産能力の大幅な削減と、長期にわたる出口の見えないゼロ成長経済という膨大なツケを押しつけられているワケであり、今現在、さらに需要を縮小させる増税等の緊縮財政や、現時点における供給能力の制約を理由にした公共事業の削減や拡大抑止を行うなら、このツケをさらに深刻なカタチで次の世代に引き継がせることになります。もしかしたら、彼らは善意でそれを主張しているのかもしれない、だとするなら次の世代が背負うツケは、彼らの邪悪さと強欲によるツケではなく、彼らの無知と愚かさによるツケということになります。「地獄への道は善意で敷き詰められている」とはカエサルの言葉ですが(この言葉の元は色々議論されてるそうです)、なぜ善意が地獄へと導くのかといえば、おそらく、その善意に絶望的な程の無知と愚かさが付随しているからではないでしょうか。

 結局、現在の供給能力が過去からの間違った政策のツケであるとするならば、取るべき選択は一つで、そのツケに応じたコストを支払ってでも再び供給能力、生産リソースを復活させるしかありません。人件費が高騰するとしても、それが必要ならば支払うしかありませんし、教育に時間とコストがかかるというなら時間とコストをかけて人材を教育育成するほかありません。まさに「この道しかない」ってやつですね(笑)

 最後に、もう一度クルーグマンの議論を引用して終わりにしたいと思います。

 そうした危機は多大な短期の被害を与えるだけじゃない。どうやら莫大なツケも遺すらしい。成長も雇用も、ほぼ永続的にもっと低い軌道に押しやられてしまうのだ。そしてここがポイント:金融危機以後の落ち込みの規模や期間を抑えるための有効な行動が実施されれば、この長期的な被害も減ることは実証されているーつまり逆にいえば、そうした行動を(まさにいまのぼくたちのように)実施しないと、目減りした苦々しい将来を受け入れることになるわけだ。




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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 16:28 | 神奈川 ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じゃあ何で公共事業バラマキや公務員バラマキや経済的規制を強化しまくった社会主義国は貧乏になったんですか?

政府支出・公務員利権・競争規制=政府が経済を統制する社会主義思想。

そしてスティグリッツやクルーグマンら土建派・公務員派・貧民派は中間選挙で大敗北したのだから経済や政治を論じる資格はない。
Posted by リフレも土建派も低能ですけど。 at 2014年12月04日 18:08
↑0か100かの幼稚な議論しかできない低脳。

なんで政府支出を拡大するのが社会主義思想なんだよ。
Posted by 三田村 at 2014年12月04日 18:28
流動性の罠に陥ってる状態若しくは限りなくそれに近い状態で赤字国債を発行して
財政出動してもクラウディングアウトは起こりえない。
民間の資金需要がバブル期のようにある状態で政府が国債を発行し財政出動をすれば、金利が上昇し、民間の資金調達に支障をきたすことになるためクラウディングアウトは起こりうるが、
そのような状況と真逆の今の日本の経済状態ではとてもそのようなことを論じる局面にはない。
ましてや第一の矢の金融緩和でマネタリーベースを大幅に拡大しその上でデフレの現在の状態なら尚更だわ。

それでもクラウディングアウトを理由に政府の財政出動を否定するなら、せめて説得力のある統計なりそれ相応のロジックを示すくらいはして欲しいね。
Posted by at 2014年12月04日 22:56
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