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2013年12月19日

チャンネル桜のTPP討論があまりにも酷かった事と、リスクを全く認識できない日本の政治家及び評論家の問題・・・

 先日、チャンネル桜で賛成派も含めたカタチでTPPに関する討論(1/3【討論!】どうなる?どうする?TPP[桜H25/12/14]
 http://www.nicovideo.jp/watch/1386943880)を行っていました。おそらくはひどい内容になるであろうと思いながら見ましたが案の定恐ろしくひどい内容でしたが、逆説的に、どれだけTPP賛成派の人間の認識が甘いかという事が確認出来たという意味では良い討論だったかもしれません(もっとも、私個人としては2度と見たくないと思っていますが)。

 まず、TPPによってデフレが加速するかという問題。田中秀臣氏は、「TPPによってデフレが深刻化すると述べている論者はあまりにもナイーブに経済の教科書的な内容を捉えすぎである。TPPによって資源の効率的な分配がなされても、即座に生産性向上には直結せず、その意味ではデフレは深刻化しない。」という趣旨のことを述べていましたが、これは全く逆であり、むしろ「効率的な資源配分によってデフレがー」としか捉えられない氏の感性こそまさに経済学の教科書に脳内が汚染されていると言って良いでしょう(そういえば氏は原発反対派だったような気がしますが放射能の汚染を恐るよりはむしろ、経済学の教科書的な教えによる脳内汚染でも恐れるべきではないでしょうか?)。

 現実に、TPP反対派が考慮してるのは、むしろ資源の効率的な分配以上に、物価や給与水準が全く違う国から安い製品が輸出されることによる国内産業の打撃と、そこから派生する失業や給与水準の低下というデフレ効果であり、そもそも「自由貿易で供給能力が増加することにより資源の効率的な分配が発生してデフレがー」などとは考えていないわけです。むしろ、真に問題にしているのは資源の効率的な分配ではなく、物価水準が著しく異なった国からの大量の輸出なのです(もっとも、これをいうと「それは本来的な意味におけるデフレではないのだー」などと言い出すアホ経済学者が出てくるので非常に面倒なのですがf(´−`;))。

 それから、もう一つ非常に驚いたのは、TPP賛成派である3名の食料問題におけるリスク認識の甘さです。TPP反対派がTPP参加による国内の農業の受けるダメージや、食料自給率の低下、今後起こりうる食糧問題への対応について論じていた時の反対派の反論はまさに聞くに堪えないレベルの発言でした。田中氏は「日本が今後食料を海外から輸入できなくなる確率など、どこかの惑星が地球に落ちてくるのに等しい確率であり、そのなものを考慮に入れてもどうしようもない」と論じ、続いて民主党議員の金子洋一氏は、「日本が今後石油が輸入できるのに食料が輸入できなくなる状況など私には想定できない」と論じました。

 しかし、現在に現実の世界の食料事情はどうなっているかといえば、すでに「世界経済フォーラム」で毎年発表している『グローバル・リスク報告書』にて世界が直面しているリスクについて調査・分析を提示し、被害の大きさに関する上位5つのグローバル・リスクとして「水資源の不足」「食糧不足」「エネルギーと食料価格の極端な変動」等を挙げています。加えて、日本固有の問題として見れば、食料自給率の低下、農業の後継者の不足、島国であるがゆえに生じる地政学的なリスク等、様々な問題が存在します。

 さらに、TPP賛成派の中には、食糧不足が発生すれば食料価格が高騰しむしろ農業従事者にとっては有利になるなどと論じる者もいましたが、「エネルギーと食料価格の極端な変動」が被害の大きさに関する上位5つのグローバル・リスクのうちの一つとして挙げられていることを考えればあまりにも甘すぎる認識と言えます。

 さらに、賛成派の中には、「農業は関税ではなく、農業補助金によって救済すべきだ」と論じる者もいましたが、現在のように財政問題を重大なリスクとしてみなす不調が強い状況で、一体どこに、「たとえTPPで農業関税を撤廃しても必要なだけ補助金を出しても構わない」という世論が存在するのでしょうか?なにしろ、日本は1000年に一度の大震災の後に1年以上ろくに復興のための資金をださなかったような体たらくであります。このような状況において「関税を撤廃しても補助金で農業を保護できる、だからTPPで関税を撤廃すべきだ!!」などというのはあまりにも無責任極まるでしょう。

 さらに、付け加えるなら、TPPは高度な自由貿易を目指す貿易協定であり、その中には農業を含めた各種補助金の撤廃を迫られるような条項が盛り込まれる可能性もあります、そうなれば当然目論見通り補助金による農業保護は不可能になりますし、仮にそのような条項が盛り込まれないのであれば、他国も同様に補助金によって各国の国内の農業を保護するため、やはりこちらもTPP賛成派の輸出増加という目論見は叶わないこととなるでしょう。

 それにしても、田中秀臣氏のような一評論家ならばともかくとして、国会議員がこれほどリスクに関する認識が甘いという現状には驚かされました。中野剛志さんは『日本防衛論』の中で、現在の日本の抱える最大のリスクは、これらの様々なリスクを認識することすら出来ない日本人自身である、と論じていますが全くその通りであると改めて認識させられるような討論であったというのが私の感想です。

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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 00:15 | 神奈川 ☔ | Comment(6) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中野のような天下り官僚貴族が経済統制すれば物価も資源も安定し失業もなくなって所得も上がって生産も経済規模も生活水準も向上し勤労意欲も上がって幸せになれるんですか。

すごいすごい。計画経済で良かったですねー(呆
Posted by 天下り犯罪中野剛志 at 2013年12月19日 14:47
あの討論で賛成派は「勝った、勝った」と騒いでますからね、あきれます。
Posted by 田中、上念、倉山は痛々しい。 at 2013年12月19日 22:03
通名で自由主義経済批判してる天下り官僚の中野は共産主義思想家だ
Posted by at 2013年12月20日 17:41
付け加えるなら、「即座」に生産性向上には直結しないとしても、「いずれ」は生産性は向上する訳で、したがって供給過剰であるデフレ期において、生産性を高める政策を推進する必要性は全くありませんね。
Posted by at 2013年12月21日 22:47
在日問題の討論した時のしばき隊も勝利宣言してたな。あれを
思い出した。
Posted by at 2013年12月21日 23:16
経済学用語には「コストプッシュインフレ」と言うものがあります。
要するに、輸入インフレです。
これがあるなら、「輸入デフレ」も間違いなく存在するでしょう。
輸入インフレの時だけ、物価と価格を混同して、デフレは区別すると言う理屈は通りません。
TPP賛成派のダブルスタンダードでした。
Posted by wwk at 2013年12月25日 12:16
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