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2013年12月12日

特定機密情報保護法について・・・ そのA

 国士舘大学客員教授の小浜逸郎先生が、ブログで特定秘密保護法案について触れているのたので(特定秘密保護法案について http://kohamaitsuo.iza.ne.jp/blog/entry/3228617/)、今回はその問題について少し書いてみたいと思います。

 小浜さんは、外交評論家の孫崎享と、元防衛研究所所長の柳沢協二の2名が専門家として出演したNHKラジオの番組の印象操作について触れています。

 先に挙げた「専門家」の二人は、口裏を合わせたように同じことを言っていました。その要点は二つ。
@なぜ今この法案を通さなければならないかという本質的議論がなされないままに、政府は急いで通そうとしている。
A自分たちは、現役時代(それぞれ外務官僚、防衛官僚)にいろいろな機密情報に触れる機会があったが、日本に機密情報の漏洩を防ぐ法整備がなされていないからという理由で、アメリカから情報の提供を拒まれたことはない。
 以上二つは、NHK司会者の誘導尋問に答えたものです。


 @については、もはやこれは気に入らない法案に反対するための常套句といって良いでしょう。特に、今回の機密保護法については中国との間の軍事的緊張の急激な高まり、そして先に発足した国家安全保障会議(日本版NSC)と来年1月に創設される国家安全保障局とを実質的に運用させるための法的な保証の意味を持たせるために、出来るだけはやく成立させる必要があるのです。「なぜ今この法案を通さなければならないかという本質的議論」を延々続けている間に中国に侵略され日本を倭人自治区にされてしまっては元も子もないでしょう。

 そして、思わず「うんうん」と頷いてしまったのが、Aの意見に対する見解です。

 Aについてですが、これは本気で言っているのだったらノーテンキもいいところです。外交や防衛のプロだったくせに、この人たちはなんてお人よしなんでしょう。「専門家」がこれだから、戦後日本は相変わらずの対米従属根性、奴隷根性から抜け出せないのです。
 本当に日本のようなダダ漏れ国家に対して、米政府がすべての情報を提供してきたなどと信じているのでしょうか。そんなことは、情報戦争のプロである米政府はとっくに斟酌し、この程度はいいがこれはだめ、と情報を厳密に選択したうえで日本政府に提供しているに決まっています。だからといって、米政府が「あんたのところは漏洩する危険があるからこの情報は教えない」などといちいち公式見解として言うはずがないではありませんか。
 公式見解としては言わなくても、それがアメリカの本音であることだけは確かです。事実、初代内閣安全保障室長の佐々淳行(さっさ・あつゆき)氏は、「私が警察庁や防衛庁に勤めていたころ、外国の情報機関から『日本に話すと2,3日後に新聞に出てしまう』と言われたことが何度もあった。……特定秘密保護法のない国に対しては、たとえ同盟国であろうと、どの国も情報をくれないし、真剣な協議もしてくれない」と述べています(産経新聞12月6日付)。その通りだと思います。


 私は、以前書いた記事(『特定機密保護法案反対デモから逮捕者』http://achichiachi.seesaa.net/article/382040778.html)で、

 それから、まあ、全ての人とは言いませんが、この法案に反対している人の多くは精神的にお子ちゃまなのではないかと感じます。(中略)
 何か自分には素晴らしい権利や資格を持っていると信じてい疑わなかった子供が、実はそんな特別な権利はそもそも存在しなかったのだという現実を見せられて拗ねたりパニックになったりしているような様子に見えて仕方ないのです。


と書きましたが、まさにこれを裏付けるような内容ではないでしょうか。日本人は、ガキのように無邪気に(というか単なる馬鹿?)「国民の知る権利だー」などと叫びながら、機密情報をペラペラと新聞記者に喋りながら、「それでもアメリカはきちんと情報提供している」と信じて疑っていなかったワケですが、日本よりほんの少しばかり大人なアメリカは、なんでもペラペラ喋る口の軽いジャップに対してしっかりと与える情報を選別していたと、しかもそれに気づいていなかったのは日本人だけだったとそういうことだと思います。

 そもそも、外交や防衛問題の専門知識などよりはるか以前の問題として、小学校や中学校にまともに通って友達と遊んだり会話をしていく中で、「口の軽い子には大事な話はしない」「ペラペラと秘密の話を喋る子には誰も大切なことは教えてくれない」ということくらい経験的に学習するのではないでしょうか?

 そう考えると、日本の専門家、知識人のレベルは、小学生以下なんじゃない?などとついついそんなことまで思ってしまいます・・・f(´−`;)ポリポリ

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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 02:42 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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