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2013年08月10日

終わらない構造改革・・・

 本来、どんな政策にもゴールはあるはずです。例えば「デフレ脱却」なら、日本経済がデフレから脱却した段階で、ひとまず終わりです。「失業救済」なら、失業率が一定の数値を下回った時点で、目的達成です。どんな政策も、特定の目的のために行われる。これは当たり前のことです。

 しかし改革論は、どこまで行けば終わりと言えるのか、明確なゴールが見えません。たとえば農業改革は、どこまでいくと終わりなんでしょう。電力改革は発送電分離がゴールでしょうか、それとも電力の地域独占を無くすのがゴールなんでしょうか。まさか外資が参入してきたらゴールじゃないですよね。

 このように改革論は、目的が曖昧にぼやかされているので、終わりなく続いてしまう傾向にあります。また明確な目的が見えないため、途中で引き返すこともできません。そして(戦果も問わないままに)戦線だけが拡大していく。いつの時代も政治はそうやって堕落していきます。
(三橋貴明新経済新聞 【柴山桂太】改革論の罠 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/08/02/shibayama-13/ より)


 これは、柴山啓太さんが現在の日本で非常に流行している改革論の誤謬について触れた文章である。読んでいて、思わずなる「ほどなぁ」と感心してしまった。このような改革論の問題点は様々あるのだが、その非常に大きな問題点の一つはその成果の検証の不可能性である。

 前回の記事でも取り上げた『間違っている エラーの心理学、誤りのパラドックス』の中には、交通安全、医薬品や食料品の安全性、原子力エネルギーなどわずかなミスが非常に重大な結果をもたらしてしまう分野に関して次のように書いている

 正解を出したい(あるいは少なくとも正解する確立を上げたい)と思えば、まず自分が間違いやすい事を認め、意図して自分のミスを探し出し、どうしてそのミスを犯すことになったのかをつきとめなければならない。

ここで、書かれていることはつまり行動に対する検証の重要性である。こういった分野においては、ある選択がどのような結果をもたらしたのかを一つ一つ精査していく必要がある。しかし、先にもふれたように現在の改革論においては、そのような検証が不可能だ。

 たとえば、デフレ脱却のためのインフレ政策であれば、最初の文章にもあったように日本がデフレを脱却すればそれで終わりである。また、これも重要なのだが、仮にあるデフレ脱却を目的とした政策を行ったときに逆にデフレが深刻化するような事態に陥った場合、これもまた先ほどとは全く反対の理由、つまりその政策では目標達成が不可能であると判明することによって、その政策は終わる。だが、ここでも問題は改革案はそもそも目的が不明確なため、その政策が失敗に終わったということも客観的には証明不可能なのだ。

 つまり、こういった改革案は、一切の成果や失敗の検証が不可能なまま、推進する人間は何でも好きな理由をアレコレ付けてごり押しすることが出来る。

 何か良い事があれば、
「改革の成果だ!!」
と言い、不都合なことがあれば、ある時は
「改革のために必要な一時的な痛みだ!!」
と言い、別の時には
「このような結果に終わったのは改革が足りなかったからだ!!」
と主張できる。

 はっきり言って、こんなものは怪しげな新興宗教が、
「あなたが、このような事故に遭ったのはこの宗教に入らなかったからです」
と言ったり、
「あなたは、こんな事故に遭いながらこの程度の怪我ですんだのは、この宗教に入信していたお陰です!!」
と自分たちの都合によって、言うことをコロコロ変えるのと同じことである。しかも、この新興宗教と同じように、それが全くもって半鐘不可能であるのだから余計に性質が悪い・・・

 しかし、奇しくも日本は与党に新興宗教による宗教政党が入っており、しかも今回の参院選では与党第一党である自民党がカルト教団と教祖と揶揄される渡辺美樹を候補として擁立し当選させた。おまけに、最も注目される野党の党首は「ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」などと公言する詐欺師まがいの人間であるし、なーんか最近は安倍さんの支持者の一部は、まるでカルト教団の信者のように安倍さんについて盲信していたりするし・・・対外的には、中野剛志さんが言うようにゾッコクジャパンだけど、国内的にはカルトジャパンなような・・・。

 非常に空気に流されやすい国民性、主体性な思考力が皆無な大衆的知識人、やたらと威勢の良い言葉を吐く政治家、そしてやたらと英雄的な政治家を求める世論・・・いやー全体主義が発生する前って、もしかしたらこんな感じの空気なのかなーなどとちょっと想像してみたりもする今日この頃である。



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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 12:48 | 神奈川 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>なーんか最近は安倍さんの支持者の一部は、まるでカルト教団の信者のように安倍さんについて盲信していたりするし・・・
激しく同意します。民主党政権下ではTPPに猛反対していたのに、安倍政権のおかげでTPPは骨抜きになったんだとか、日米交渉で日本は連戦連勝であり、アメリカは恐れをなしているんだとか(しかもその根拠が、日本が米国に対して貿易収支黒字なのに対し、米国が貿易収支赤字である事だそうです)。
 戦時中にいわゆる「大本営発表」していた人が輪廻転生するとこういうことになるんだな と、生暖かく見守っています。
好きな政治家(安倍首相)だから批判しないというのは、ダブルスタンダートだという事に気づかない。私達はマスコミ情報に騙されないんだと言っておきながら、結局は偏った(自分の都合の良い情報だけ見て、安倍さん万歳と叫び、都合の悪い情報はマスコミの飛ばしだ と断ずること)情報にすがる様は、何らマスメディアに騙されるという国民と変わりありません。
先週の東田剛さんメルマガのコメントにもありましたが、彼らは自分自身を守りたいのではないでしょうか。愚かで卑怯な政治家である安倍晋三という人を、日本の救世主であるかのように評価してしまった、そして騙されてしまった自分自身を守りたいのではないかと思っています。「騙されたことを認めたくない(まさに、民主党に投票してしまった愚民と同様に)」という潜在意識ゆえに、安倍首相を批判する者は工作員だ、日米交渉は日本の連戦連勝だったんだ などと民主党時代と全く逆の事を強弁するのでしょう。
日米交渉で勝つ前に、まず自分自身に克って欲しいものですが。
 もし安倍さんが消費増税を決定したらどんな弁解をするのやら・・
「アベノミクスのお陰で増税できる環境になったんだ、安倍さん凄い。」
「増税を発表しておき、来年4月にはちゃぶ台返しして駆け込み需要を狙い、景気を底上げするつもりなんだ。安倍さん策士♪」
それでもって、本当に増税が決定されれば
「日本の借金は1000兆円を超えたんだ。このままでは国債が破たんする。だから消費増税しなければならないんだ。」
さしずめこんなところでしょうかね。
Posted by 名無しさん at 2013年08月10日 23:06
今回のTPPをかわしたところで、第二第三のTPPが待っています。(中野氏も言っていますね)
また、言うまでもなく国内には売国奴がいっぱいです。

これに対抗する体制は、何を・誰を中核にしたならば、構築が可能とお考えでしょうか?
Posted by 昭和青年 at 2013年08月12日 11:43
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