新ブログ作成しました⇒当分期間当ブログと同時更新を続けますが、一定期間経過後、新ブログをメインで使用します

http://ameblo.jp/kattann2525

現在、評論家古谷経衡氏 倉山満氏等を中心とする言論人グループと係争中です。
横浜銀行 横浜若葉台支店 
店番号 387 普通預金口座番号 1258646
タカギカツトシ



多額の弁護士費用とかかりますので、どうか、もしよろしければご支援の方よろしくお願いしますm(_ _)m

2012年12月20日

衆院選の結果を見てアレコレ・・・

 各党獲得議席数
民主 57 自民 294 未来 9 公明 31 維新 54 共産 8 みんな 18 社民 2 国民 1 大地 1 無所属 5

 以上が、今回の衆院選の結果である。以前書いた記事(『マスメデイアとデモと総選挙についてアレコレ・・・』http://achichiachi.seesaa.net/article/305823875.html)では、
「野田は、第三極の台頭は、もはやないと見て、「自民党と民主党の一騎打ちだ!!」と主張しているようだが、俺としては一騎打ちにすらならないのではないかと思う。」
「どれだけ、野田が「民主と自民の一騎打ちだ!!」と威勢よく叫ぼうが、俺個人としては、もはや勝負ありだと確信している。」
と書いたが、まあおおよそ予想通りの結果が出たと見ていいだろう。自民党がかなり多くの議席を獲得して、民主は一気に議席数を減らす。そして、維新の会が一定数の議席を確保した、と。なにやら今さらになって、
「獲得議席数では、自民が圧勝したように見えるが、実際の投票率を見れば、国民の大多数が自民党を支持したとは言えない!!戦後最低の投票率や、小選挙区制のシステムの弊害による死に票の多さを考慮すれば、今回の選挙は民意が反映されたとは言い難い!!」
などと、騒いでる連中が一部にいるようだが、彼等に対しては、
「では、果たして、大して相違のなかった状況の3年前の選挙の時に、アナタ方は何を言っていましたか?」
とだけ言っておけば十分だろう。

 まあ、俺としては、自公で3分の2の議席数を獲得しているこの状況で、小選挙区制を廃止して、中選挙区制に戻して欲しいとは思うが、残念ながら、それはほとんど不可能だろう。中野剛志さんが言うように、現在の小選挙区制の選挙で勝利した議員あるいは、政党(つまり、小選挙区制というシステムの恩恵を受けた人びと)自らの手によって、再び中選挙区制に戻すことは、現実的にはほぼ不可能である。

 少し、話がそれてしまったので、今回の衆院選の結果についていうと、まあ、おおよそ予想通りだったが、一応いくつか、予想外れた点についても述べておくと、民主が予想以上に議席を減らして、維新に入れる馬鹿が思ったより多かったことである。しかし、これについても説明は極めて簡単で、前回民主に騙されて「失望した!!」「期待を裏切られた!!」などとぬけぬけ抜かすような連中が、今度は維新に騙された・・・と、ただそれだけの事であると俺は考える。

 ちなみに、三橋貴明さんのメルマガに寄稿している謎の男、東田剛さんは、今回の衆院選の後に『「反動」勝利の意味』と題する文章を寄稿しているのが、そこでこのように書いている。

第二に、より画期的だったのは、「日本を取り戻す」をスローガンに掲げた政党が大勝したことです。

政治家のスローガンとは、耳に心地よいものでなければなりませんが、これまで掲げられたのは決まって「日本を変える」でした。

かつて、自民党政権に対する文句は、「自民党では、誰がやっても日本は変わらない」というものでした。今回の選挙でも、民主党の野田代表は、「時計の針を戻してはならない」と主張し、橋下市長は「日本を根っこから変える」「維新」を叫びました。日本未来の党に至っては、党名からして「未来」ですから、日本の過去を否定したいというのがよく分かります。

ところが自民党は「日本を変える」ではなく、その逆の「日本を取り戻す」とぶちあげたのです。これは普通に考えると、「改革」ではなく、「反動」を宣言したということです。しかも大勝ちしてしまいました。

これは、かなり凄い話です。「保守」どころではありません。「反動」ですよ。何で誰も問題視しないのか、不思議なくらいです。

戦後日本において、「改革」ではなく「反動」を、「未来」ではなく「過去」を掲げて勝利した政党が、かつてあったでしょうか。

この選挙が示したものは、一般に考えられている以上に大きなものかもしれませんねえ。

勝った自民党自身もその意味が分かっていないのではないでしょうか。

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2012/12/19/korekiyo-22/


 3年前の総選挙では、反自民を掲げた民主党が勝利し、その後の参院選では、自民党が勝利したものの、それは自民党が積極的な政策や理念を打ち出した結果というよりは、むしろ、反民主という傾向が強かったように思える。それは「反自民」「反民主」「脱官僚」を掲げ、第三極を目指すと公言していたみんなの党の躍進にも、よく見て取れる。

 つまり、ここ数年の選挙は全て、「脱○○」「反○○」さえ成し遂げれば、何か良いことが起るのではないか?という儚い期待、オルテガの言うところの、大衆の好む「たんなる空虚な否」あるいは「うつろな否定の動作」によるものであった。しかし、今回の自民党は、それらの「反○○」「脱○○」を掲げる他党に、対して、反動とも言うべきキャッチフレーズ「日本を取り戻す」というスローガンによって勝利したのである。

 確かに、この事実に深い意義、もしくは一縷の希望を見いだすこともあるいは可能なのかもしれない。しかし、同時に「維新」や「脱官僚」を掲げ「古い自民党の体質」を否定せんとする維新の会が非常に多くの議席を獲得し、もう少しで、獲得議席数で民主党を超え、あわや野党第一党になろうかというところまでいったというのもまた事実である。代表代行とはいえ、ほとんど実質的なリーダーである橋下の度重なる失言やスキャンダルを考えれば、これは(少なくとも俺にとっては)予想以上の活躍であった。

 「日本を取り戻す」と叫び自民党が勝利したという現実に、ある種の新しい流れを感じるとともに、同時に、非常におぞましい大衆性、俗悪さを帯びる維新の会の躍進という、今まで以上に不吉な何かを感じなくもない。

 TPP、原発、消費、財政金融政策と、今後は様々な具体的な問題で政策の対立が発生するだろう。しかし、そのような具体的な個別の政策と同時に、ある種の良識や常識感覚と大衆性、俗悪さといったより抽象的なイデオロギー的な対立が非常に重要な対立軸として今後ますますハッキリ明確に表れてくるのではないか?と、俺はそのように考えている。


↓応援よろしくお願いします


posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 00:37 | 神奈川 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も管理人さんと同じく、『代表をじゃんけんで決めよう』とか、橋下石原両氏が事前の根回しもなく180度反対の事を言っていたにもかかわらずここまで議席を伸ばしたのは、嫌な予兆だと感じています。 参議院選まで気を緩めずに言論活動をしていきたいところですね。風に流されやすい国民性なんて一朝一夕で変わりませんから、粘り強く。
ネットニュースでチラッと見たのですが、なんとマスコミの自民優勢報道を受け、『自民党が圧勝しすぎるのは良くないし・・』という理由で小選挙区は自民候補に入れたが比例は維新にしたなんて言う人が居ました。
 自分が正しいと考えている政策をやろうとしている政党が勝ちすぎて何が問題なのかと問いただしたいのですが・・・
 そんな奴には、次の文面を叩きつけてやりたいですね。

総選挙前の自民優勢報道を受け『自民党が勝ちすぎるのは良くないなあ』と考えて投票した者へ忠告。
(この忠告は、中野剛志氏:反官反民 を参照にして文面を作っている)
世の中が良くなるかどうかではなく、『○○党が勝ちすぎると気に入らない』という理由で××党へ投票を行った人が貴方を含めて多数生じ、その結果○○党が「圧勝できなかった」と仮定しよう。
仮に貴方の地域が大地震に見舞われて、早く復興してもらいたい と考えていたとしよう。50年以上日本国の国政を担ってきた、経験と人材豊富な○○党が復興のための法案を全力で通そうとしているのに対し、貴方が投票した素人集団同然の××党は、災害に対応する知識も経験も不十分であるため、なぜ○○党が提出している法律が重要であるか理解できず、ただ『○○党の提出する法案を通すのは気に食わない。』という理由だけで反対していた。だが、○○党は議席数が不十分であるため、貴方のみならず他の被災者を救うための法案をなかなか通すことができない。 結果、貴方も含めた被災地の復旧復興が半年、1年と遅れ、餓死者、失業者などが増えていく。法案がもっと迅速に通っていれば助かった人が大勢居たかもしれないのに・・・
 そんな事態に陥れば貴方は慌てて、『自分は××党がまさかそんな事をするなんて思ってもいなかった。』などと言うのだろうが、そんなものは負け犬の遠吠えに過ぎない。なぜなら貴方は××党の政策、立候補している人の人品骨柄、知識経験や有事対応能力を考慮して○○党よりも優れていると判断して××党を支持したのではなく、 『○○党が勝ちすぎるのは良くない』などという理由で××党への投票を行ったからだ。
 かくもふざけた選挙をする様な者に、今更災害復興がもたついて自分が困っているからといって××党へ文句を言う資格があるのだろうか。もっと踏み込んで言えば、自分の家族、親類、親友が生命の危機に晒され、仮に死亡する者が出たとしても不平を言う資格などあるのだろうか。『○○党が勝ちすぎるとよくない』などという気分で投票するのであれば、それこそ『被災後復旧が早すぎるのは良くない』ではないか。
Posted by 名無しさん at 2012年12月20日 22:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。