最近は、このブログやニコ生の放送でも、「もう、この国はどうしようもない」とか「もう、完全に終わっている」とか言うことが多く、あんまりこんな事ばかり書いていると「どうしようもないんだった、なんで政治ブログとか書いたり政治放送したりしてるんだよ?」と言われそうなので、以前から考えていることを少し書こうかと思います。
何かというと、「人間はいつかきっと真実に近づく」ということです。MIBという映画では、「500年前まで地球は平らだった」という有名なセリフがあります。言うまでもなく、人間は偽りの認識から、様々な間違いを犯しながら真実に近づいていきます。
小林秀雄の言葉を持ち出すまでもなく、10年前の異端が、今日の常識などということはいくらでもあります。また、ソ連崩壊後のロシアの破滅的な構造改革を強力に推し進める理論を提供したのはハーバード大学の経済学者たちですが、最も急進的な構造改革論者であった彼らの多くは現在、かつての過ちを認め、ドグマティックな新自由主義的改革思想から脱却して、ケインズ主義的な思想に回帰し、非常に現実主義的でプラグマティックな政策提言を行っています。
私自身の過去の経験を思い出すと、何故か、異端視されている思想を支持することが多かったです。そのため、それまで異端とされ、その分野のメインストリームからは完全にスルーされていたような異端の思想が、次第に受け入れられ、さらに常識となっていくようなプロセスを幾度となく見てきました。
主流派の意見とは真っ向から衝突するけど、非常に論理的な整合性が高いというような理論は、傾聴に価します。「ほとんどの人から馬鹿にされてるけど、どう考えても、こっちの意見が正しいように思える」というような思想は、多くの人が「間違っている」と言っているからという理由で放棄すべきではないと思います。
私は、自分が「これは凄い理論だ!!」とか「革新的な考え方だ!!」と思うような思想には、誰が何と言おうと徹底的にのめり込むような傾向があり、時々、他人から「お前はそのうちおかしなカルト宗教にハマりそうだな」などと言われることもありましたが、幸い今のところおかしなカルト宗教にはまり込むこともなく、なんとか普通に生活をしています。まあ、なんというか、多少なりとも健全な批判能力を保持しているということかもしれません(もっとも、真に心の底から「この人物は信頼できる!!」と感じられる指導者を見つけられたならば、どれほど他者から「アレはカルトだ!!」と言われて、信じてついていくかもしれませんが)。
それで、まあ、最初のなぜ政治についての情報発信を続けているのかという話に戻すと、まあ端的に言って、今は、どんなに批判されたり、無視されたりするような思想であっても、いつか、私の言っていることを理解する人が増えてきて、そのうち常識になるだろうというような気もするからです。
要は、今はどれだけ、「お前の言っていることはオカシイ!!」といろんな人から批判されても、そのうち、コロッと状況が変わって、「そんなの前から分かってたよ」とか「いや、実は俺も昔からそうだと思ってたんだよね」となるのではないかと。
現に今現在、安倍信者の巣窟になっているようなニコニコ動画の政治カテゴリーランキングでも結構私の動画も複数、ランキングトップ100に入っていますし、生放送視聴者数もじわじわと増えてきて、最初は1日10とか100くらいしかなかったブログのPVも常に5000以上はキープしているような状態になっているワケです。何か、きっかけがあれば、また一気に増えるようなこともあるでしょう。
それから、何より、論理的に考えてどうみても、私たちの言っていることの方が正しいし、明らかに、こちらの方が、予測も正確に当ててるんですね。どんなバカでもさすがに気付いてくるんじゃないかと思います。一度、「あれ、いままで○○さんの考えが正しいと思ってたけど、この人言うことがコロコロ変わるし、いろんなこと予測したりしてるけど、外しまくってるじゃん・・・」となってくれれば、そこからは結構早く正しい認識に近づいてくれるんじゃないでしょうか。「あれ、こっち方が論理的に筋が通ってるし、正確に先を見通せてるよね?」と。
まあ、現在は、ほとんど集団催眠にかかってるような状況で、どうにもこうにもならないような現状ではありますけど、いつか、そんなふうに思想の転換点がやってくるまで、地道に気長に自分自身も色んなことを勉強しながら情報発信をやっていこうかなと思っています。
↓応援よろしくお願いします(σ≧∀≦)σイェァ・・・・・----☆★

↓ニコニココミュニティの生放送機能停止処分を受けたので今から1ヶ月間はこちらのコミュニティで生放送やりますのでコミュ入会の方よろしくお願いしますm(_ _)m
ASREADに寄稿しました!!今回はマルクス主義左翼と反左翼の対立の帰結についてです⇒経済政策、その間違いの歴史〜何故、日本と世界は道を誤ったのか?〜 | http://asread.info/archives/1479 Tweet