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2014年11月25日

アベコベノミクスと3本の矢

 先ほど、藤井聡さんの三橋メルマガ寄稿記事を読んだのですが、面白い記述がありました。

「アベノミクス」と呼ばれるものは、第一(金融政策)、第二(財政政策)、第三(成長戦略)、の矢から構成されるものと言われていますが、政府が取り得る経済政策といえば、通常、この3つしかあり得ません。

なんといっても、「成長戦略」は、「経済成長を促す戦略」を意味するものですから、それは定義上、「政府が取り得る経済政策のうち、金融政策と財政政策を除いたもの全て」となるからです。

【藤井聡】一体、どの<アベノミクス>なのか? http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/11/25/fujii-118/


いや、まあそりゃあそうだよな、と。というよりも、財政政策も金融政策も基本的にはデフレを脱却して経済成長するためにやるならそれは立派な成長戦略なワケで、どうにもアベノミクスにおける成長戦略ってのはかなり教義の成長戦略を意味してるよな〜と思います。どちらかといえば、一般にイメージされる第3の矢の成長戦略は構造改革とか、規制緩和とか言った方が良いんじゃないかと思います。まあ、そうなると「かつての小泉の改革路線と何が違うんだ?!」と言われそうなので成長戦略と言い換えたのでしょうが。

 ところで、不思議なのは、安倍首相が言うには、今度の選挙はさらなる成長戦略や岩盤規制の撤廃を目指すために信任を得るための選挙らしいのですが、同時に安倍首相はデフレの脱却も連呼しているワケです。しかし、日銀副総裁の岩田規久男氏が述べているように、そういった規制緩和などの構造改革はデフレ圧力なのですね。

“構造改革は基本的には日本経済の総供給能力を拡大させるサプライサイド政策であり、それに見合う総需要がなければ、却ってデフレ圧力を生んでしまうという面もあります”
https://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2014/data/ko140603a1.pdfのP4)


そもそも、行政による規制を可能な限り取り払い効率的な経済体制にするというのはインフレを問題視している古典派の理論がベースになってるわけで、やっぱり、デフレ脱却という政策目標とはどうにも相容れないワケです。

 結局、そんな基本的なことも抑えられていない状態で、「経済最優先!!デフレ脱却!!アベノミクス!!」などと連呼しているので、「うーん、こりゃあどうしようもないな」と思います。

 ちなみに、服部茂幸先生は、この成長戦略に関して、次のように述べています。

──第3の矢、成長戦略をどう評価するか。

「そもそも何がしたいのかわからない。どのように生産性を上げて経済成長を高めるのかメカニズムがわからず、希望的観測・願望にとどまっており、経済分析の対象たりえない」
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPKCN0J50L320141121


要は中間ロジックがないんですね。規制緩和したり移民を入れて、その後どういったプロセスを経て経済が成長するのかということが誰にも分かってないし、そもそも本当にそれで成長するという根拠が全く見当たらない。

 それでいうと、第二の矢の金融緩和も、日銀当座預金にお金が積み上がるということは分かるのだけど、すでにゼロ付近まで金利が下がってるから、これ以上金利は下げられないから企業の設備投資も増えないし、為替が変動して円安になっても、もう製造業の多くが海外に生産拠点を移してるから輸出も思ったより増えないし、輸入資源の価格が上がるから輸入は増えて、しかも内需企業の業績は悪化する。つまり、良くても内需と外需のトレードオフで、これ以上円安になると下手するとリスクやデメリットの方が多くなってしまう。つまり、つまり、実は金融緩和の方も本当に経済をよくするのか分からない。

 そうなると、やはり確実に効果のある第二の矢しかない・・・かと思うと、緊急の経済対策では3兆円も使って商品券やら補助金を出したりするらしいです。

【経済対策】地域商品券に補助金3兆円規模想定…自公が緊急対策
http://hosyusokuhou.jp/archives/41398612.html


もちろん、何もやらないよりはマシだけれど、これだけ金を出せるなら、復興にも災害対策にも色々とお金が使えるハズなのにそれはしない。なんとなく、民主党政権時代に、効果があるのかないかも分からないような為替介入のために何兆円もブッ込んでいたのを思い出します。

 何やら、安倍がTV番組で、キャスターに「アベノミクスは失敗したんじゃないですか?」と問われて、「じゃあ、他にどうすればよかったんだよ?」と逆切れしたそうですが、普通に、増税しないで財政出動を中心に復興や災害対策などを淡々とやっていれば、ここまで経済も停滞することもなく順調にいっていただろうに。




 実際に、やったことと言えば、デフレ脱却を唱えながら、デフレ圧力のかかる構造改革の推進。消費税増税で貧乏人や中小企業から金を吸い上げておいて、今度は3兆円規模のばら撒き。政権奪還時には、「震災復興が最優先」「来るべき大震災に備えた災害対策は焦眉の急」と言いながら、今回の緊急経済対策では復興にも震災対策にも一切言及はなし・・・アベコベのアベノミクスなので、やはりアベコベノミクスと呼ぶのが良いのではないかと思う。



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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 18:13 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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