三橋さんの発言を簡単にまとめると、要は「安倍さんが何か、アメリカやグローバルな金融資本や国内の改革派の連中に媚びたりおもねるような発言をした時に、今までは、色々な力関係を考慮したうえで、仕方なく発言しているのだろうと思ったが、もうそういうのは止めた。これからは、政治家が何かを発言したらそのまま受け取ることにする。」とのことです。
特に、何故そうするのか?という点が非常に重要で、何故なら「まず、第一に政治家が『本当に』何を考えているのかなど確認のしようがない。次に、安倍さんは本当はTPPや構造改革の危険性や株価最優先の経済政策の危険性に気づいていながら、あえて様々な事情を考慮して本音とは違った話をしているという希望的観測のもとに評論を続けたら、もしそうではなかった場合大変なことになる。一方で、もし本当に色々なことをしっかりと考慮に入れて発言をしていたとしても、「ああ、良かった安倍さんはちゃんと理解してたんだ」で済む」と。
これは全く正論だと思いますね。希望的観測のもとに、楽観的な未来予想をして危機対応が遅れれば、それは大惨事に繋がりかねないけれども、一方で、悲観的な予測をして、様々な危機を想定しておいた場合、予想が当たっても、最悪な事態を回避できるかもしれないし、予想が外れて思ったより良い方向へ向かった場合は、「ああ、良かったですね」で済ますことが出来る。
まあ、これは明らかに水島社長の「面従腹背論」や「大石内蔵助論」「日本人の底力論」に対する当てつけという嫌味だったんですけど、水島社長は気づいてくれたんですかね?(ちなみに、これらは全て、「俺は本気だしたらスゲーから!!」とか言ってるダメ男と全く同じレベルに聞こえるんですがどうですかね?ちなみに、私の知り合いで事あるごとに「俺は、本気になったら凄いから!!」とか「いつか皆俺の凄さがわかる時が来る!!」とか言ってた奴は、大学卒業後何年もフラフラした挙句現在また親の金で大学行ってます・・・果たしていつになったら彼の凄さを見せつけてくれるのか?今か今かと、かれこれ5年ほど待ち続けております)
しかし、今回の討論で、冒頭の「今回の組閣は玄人受けする内閣」「安倍は徳川家康」発言はさすがに笑ってしまいました。組閣人事に素人ウケと玄人ウケがあるなんて初めて知りましたよ!!やっぱりチャンネル桜は観ていて勉強になるなぁ・・・(遠い目)
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