先に、みぬささんのコメントから
カツトシ会長へ
追記事項があるので、問題無いと思いますが、他の方のコメントにもありますが、私の『国家戦略特区blog』のエントリーで、田母神さんの「田母神新党」の書評アップしております。
『田母神新党論』
http://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-11917886504.html
ややこしいのが、新党を作ったのでは無く、田母神新党というタイトルの新書を出したということです。
WJFとかが、ネガギャンやっていたせいで、田母神さんどうなのかな?という部分も有りましたが、この著書を読む限り、安心出来ます。
移民反対、TPP反対、増税反対、グローバリズムの反対、公共投資の拡大賛成など、三橋メルマガのメンバーの政治思想と、完全一致しています。
もちろん、政治家を妄信するのではなく、『叱咤激励』の姿勢が重要だと思いますし、カツトシ会長の指摘通り、脇が甘い部分も注意して欲しいですが、私としては、「田母神新党」構想には期待です。
少なくとも、「次世代の党」が、ネオリベ色全開になっておりますので、期待できるのが、田母神新党構想しかないというのが、正直な話ですが・・・・
Posted by みぬさ よりかず at 2014年09月03日 15:25
なるほど、みぬささんが『田母神新党』を読んだ限りにおいて、田母神さんはかなり現在政府が推進する英語偏重の教育改革や新自由主義的な経済政策、各種改革などについて明確に反対の意思を表明しており、三橋貴明さんや藤井聡さんなどの主張する政策に相当近いそうです。これは私にも納得できる話で、私は都知事選前に田母神さんの演説を聞きましたが、当時議論されていた東京の特区構想などにも明確に反対しており、防災対策や安全保障の問題にも配慮しながら、一方で財政政策によるデフレ脱却策なども提示しており非常に好感が持てました。特に田母神さんの主張の特徴として挙げられるのが、安全保障と経済重視の政策が相反する対立した概念ではなく、むしろ、互いに補い合うものであり、経済が成長してこそ安全保障を強化でき、安全保障のための支出を惜しまないことが経済の活性化にも繋がり、国民皆が豊かで安心して暮らせる社会を実現できると説いており、この点がいわゆるよくいる経済音痴の安全保障オタク軍事オタクとは一線を画する点であると思っています。
と、まあ、みぬささんのコメントを紹介しつつ、私の解説も少し加えてみたのですが、このような意見にアンジェラマオさんが真っ向から対立する意見のコメントを書き込んでくれました。
>移民反対、TPP反対、増税反対、グローバリズムの反対、公共投資の拡大賛成など、三橋メルマガのメンバーの政治思想と、完全一致しています。
移民に関しては上に書いたように安倍政権の外国人労働者受け入れに関して反対表明してますか?
それとそれ以外の件に関してはこの方針で行くなら安倍政権とことごとく反目せざるをえないはずだが、田母神さんは安倍政権、安倍総理に対してはどういうスタンスなんでしょうか?反安倍を明言しなかったらなにを反対しようが無意味です。
Posted by アンジェラマオ at 2014年09月03日 20:17
なるほど、ここで、またしても非常に重要な論点が浮かび上がってきました。つまり、たとえ田母神さんが個人の意見として、しっかりとした政策の考えを持っていたとしても、結局、安倍支持の姿勢を貫くならば、そのような政策はことごとく安倍の政策と反目し、結局、妥協して中途半端なものになってしまうであろうということでしょう。これは、まさにチャンネル桜の水島社長が陥った陥穽であると思います。
つまり、本気で反自由主義的、反グローバリズム的な国民経済や国家安全保障重視の政策を主張しようとするのであれば、どうしてもどこかで安倍イズムというか、保守派の論客の多くが陥って抜け出すことの出来なかった安倍絶対支持的な姿勢、そのような安倍幻想を乗り越え、あるいは打ち破り、安倍首相と対決する必要があるわけです。
冷戦時代には、日本の保守派はただただその時点で最も設計主義的で、そして勢いのあった社会主義や共産主義と対決し資本主義と自由主義を守る守護者であればよかったのです。そしてそれは、まさに日本の体制であって、まさにその体制を守るという意味で保守的であればよかった時代でありました。しかし、ソ連が崩壊し、冷戦が終結したとき、保守派の多くの政治家や論客は「共産主義との対決者」「自由と民主主義の守護者」という自らの足場と存在意義を失い、ただただ、アメリカにすがりつき、その後発生したグローバリズムや新自由主義の流れに乗るだけの存在と化しました。安倍首相などはその典型ですね、典型というか、むしろ、そういった(私の目からみると)堕落した保守のシンボル的な存在となりました。
まあ、結論を言うと、つまり真の保守派の人間にとって、冷戦が終結した現在において、それまでの保守派こそが保守にとっての敵となった、私なりに言い換えると、冷戦終結と同時に明確な敵の存在と目標を失い、ただただ現状追認を続けるだの存在となった堕落した保守こそが、日本の伝統と価値を守ろうとする真の保守派にとって敵となったということです。
それで、やはり、ここにおいてもやはり安倍はシンボリスティックな存在なんですね。そういう意味で、やはり田母神さんのような存在は、「安倍こそは真の保守派の救世主である!!」という下らない幻想を乗り越えて、やはりどこかで安倍イズムと一線を画す必要がある。要は保守派の安倍離れが必要なわけです(そのような意味においては、水島総氏と田母神さんの反目は、チャンネル桜にとってはマイナスであっても、田母神さんにとっては考えようによってはプラスであったかもしれません)。
今後、田母神さんがどのような行動に出るのか分かりませんが、一つの見方として、このような視点で見ていくことが重要なのではないかと思います。
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