※追記申し訳ありません 田母神さんの2010年のコメントだったそうです。現在は考えは変わっているのではないかと思います。
田母神「最低賃金法があるせいで国際競争に勝てず経営に負担かかる。時給300円でも雇用可能にすべき」
日本経済について
「法律が会社経営の手足を縛るものばかり、最低賃金法。
日本はそんなものがなくたって経営者がきちんと判断をしてきた。
これを法律で義務づけては経営者の自由裁量が奪われ、経営がやりにくくなる。これでは国際競争に勝てるわけがない」
5分30秒過ぎ「煙草屋の爺ちゃんや婆ちゃんが時給300円で店番させることも出来る」
http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-23266.html#more
あーあ、この人ももう終わっちゃったなという感想・・・。以前、放送で、「田母神さんってぶっちゃけどう思う?」というコメントに対して、「選挙の演説を聞く限りでは良いと思ったけど、この先どうなるかは分からない。三橋貴明さんとか藤井聡さんの意見とかを柔軟に取り入れるような面もあるけど、逆に変なブレーンが付いたら一気におかしくなるかもしれないような危うさがある」と言ったことがあったのですが、なんというか案の定といった感じですね。まあ、変にカリスマ性はあったりするんで、やたらとネトウヨに持ち上げられる老害というか、第二の石原みたいな存在になるんじゃないかと思います。
最近、色々な言論人や知識人の発言などと聞いていて思うのですが、なぜか、どうしても思想や言論というものには人間性が反映されるようになっているんですね。例えば、古谷さんやKAZUYAなども絶対に最後はワクワク系に流れるだろうって思ってたら案の定といった感じでしたから。果ては「ワンピースのような政治をしよう!」ですから(笑)で、まあ田母神さんは単純な脳筋軍隊式のスパルタ根性論が最終的に出てきてしまったと・・・。
ちなみに、最低賃金の低さによって国際競争力が決定的に左右されるのであれば、現時点で、日本は先進国中屈指の高い国際競争力を持っていなきゃおかしいハズですよね?なにしろ、現在日本の最低賃金は先進国中最低ランクですから・・・(※参照 『国連が衝撃発表!国連「日本の最低賃金は先進国最低。生存基準を下回っている」』http://achichiachi.seesaa.net/article/402912835.html)。
それにしても、時給300円にして勝つ国際競争とは一体なんなんでしょうかね?競争に勝って生活悪化するのであれば、一体国際競争で勝ち抜くことに何の意味があるのでしょうか?試合に勝って勝負に負けてどうするのか?と・・・。
ちなみに、上の記事では青木泰樹さんの
ある新聞社の論説委員が「残業代欲しさにだらだら残業する人が多いので日本の労働生産性は低いのだ」と書いておりましたが、そんな人はいません。
そんなことをしていたら首になってしまう。
サービス業の労働生産性を上げたければ、相対的に売上の低い深夜などの労働投入時間を減らせばよいだけの話です。
少しでも利益が出れば、店を開けておこうという経営姿勢が労働生産性を下げているのです。
というコメントを紹介していますが、この考え方に合わせるなら、サービス業の生産性を上げるためには、自給300円でしか雇えないようなしょうもない労働を出来る限り廃止することが重要なのではないでしょうか?
しかし、仮に、最低自給を下げていったら、他の仕事の給与水準もそちらに引きずられて引き下げられるかもしれないとか、そうなったら国民全体が貧窮化するとか、そういった問題について、少しは考えられないんですかね?
まあ、都知事選の演説ではそれなりに良いことも言ってたような気もしますけど、それも所詮他人(というか三橋さんと藤井聡さん)の受け売りであって、心の底から信念をもって語っていたわけでも無かったんだなぁと思うと正直ガッカリだなというのが感想です・・・。
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