新ブログ作成しました⇒当分期間当ブログと同時更新を続けますが、一定期間経過後、新ブログをメインで使用します

http://ameblo.jp/kattann2525

現在、評論家古谷経衡氏 倉山満氏等を中心とする言論人グループと係争中です。
横浜銀行 横浜若葉台支店 
店番号 387 普通預金口座番号 1258646
タカギカツトシ



多額の弁護士費用とかかりますので、どうか、もしよろしければご支援の方よろしくお願いしますm(_ _)m

2014年05月12日

国土強靭化に反対するコメントへの取り急ぎのレス・・・〜国土強靭化と単純な大きな政府論との違いについて〜

 すいません、最近、結構忙しくなってきて、なかなかコメントをしっかり読んでレスを返すのができないのですが、とりあえず、さらっとコメントを流し読みして気になった点をひとつだけ。

 何故か、国土強靭化を大きな政府主義と捉え(まあ、それ自体はさほど問題ではないですが)、さらに、サッチャー以前のイギリスや、橋下大阪市長以前大阪を例に挙げて批判しているのですが、それはちょっと違うだろうと。

 サッチャー以前のイギリスは主に公共事業の増加ではなく、社会保障の増大による負担耐えられず、小さな政府主義へと舵を切りました。つまり次のグラフでは赤色の棒に相当する部分ですね。

20110921_01.png

ここの部分の増加に耐えられずに、サッチャー政権が新自由主義と呼ばれる、市場原理主義的な政策へと舵を切ったのです。結果として、「保守主義」と「市場原理主義」のイデオロギーが結びつき、そのことによりイギリスの有名な政治学者ジョン・グレイは「保守の死」を宣告したわけです。

 それから、橋下市長以前の大阪ですが、こちらも、生活保護世帯の多さや、公務員の給与所得の高さが問題となっていたので、ある程度サッチャー以前のイギリスと状況は似ているかと思います。しかし、大阪府の財政再建を目指して、様々な予算を削った結果、大阪の地域経済は大幅に落ち込み、結果としてさらなる財政の悪化をもたらしました(この点についても、かつてかなり詳しく解説したのですが、すぐには資料が見当たりませんでした「橋下 超個人的美学」等で検索すると過去のデータが出てくるので、調べてコメント欄に関係ありそうな記事のURLを貼ってもらえるとありがたいですm(_ _)m)。

 一方で、国土強靭化は、どのようなコンセプトであるかというと、先のグラフの青の部分、つまり建設国債を増やして経済成長を目指し、経済成長による税収の増加によって赤の部分の費用を賄おうという考えなわけです。一見、似ているのですがじつは全然違うんですね。

 具体的に、何が違うのかというと、まず第一には公共事業で作った資産にはストック効果があるため(例えば、高速道路やリニア新幹線等の建設による物流や人の移動の効率化等)、国家経済の潜在成長率のポテンシャルを引き上げるわけです。この点は、はっきりと低所得者に生活保障のためにお金をばら蒔くのとは明確な違いがります。

 次に、遊ばせている生産リソースの活用です。前回の記事(『藤井聡VS原田泰のリフレ理論、及び公共投資批判における論争・・・』http://achichiachi.seesaa.net/article/396795757.html)でも紹介したエッセイの中でクルーグマンは、明確に、「雇用されていない資源がたくさん存在し、そのような資源を雇用すれば、トレードオフではなくて、誰にとっても利益になる」と述べていますが、まさに、国土強靭化の公共投資の拡大は、このような資源の活用なわけです。この点も貧困層に適当にお金をばらまくような政策とは明確な違いがあります。

 えー、国土強靭化の批判に関して、どうやら、このような点。つまり、単純な福祉国家論や大きな政府論とは明確な違いがあるという点をほとんど踏まえずに、批判するような声が結構多い気がしましたので、取り急ぎ必要と思われる論点をまとめてみました。また、時間があれば、もう少し細かく論じてみたいと思います。


↓大好評の倉山動画シリーズ第6弾アップしました!!



↓リフレハゲコンビの藤井論文にたいする反論の再反論そのAです




ASREADに寄稿しました!!⇒『消費税増税の問題点について改めて考える』 http://asread.info/archives/611

↓応援よろしくお願いします(σ≧∀≦)σ



posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 18:07 | 神奈川 ☁ | Comment(19) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿が無いブログに表示されております。