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2013年09月08日

安倍首相の陥穽・・・

 先日、菅原出さんと中野剛志さんの対談イベントに参加してきた。対談自体も面白かったのだが、やはりそれ以上に面白かったのが二次会での雑談。中野剛志さんは、対談では経産省の現役の官僚という身分もありいろいろと発言に制約もあるようだが、飲み会では別であるのか、かなりぶっちゃけたトークを展開してくれる。もし、仮に今後中野剛志さんのイベントに参加する予定がる方は、もし二次会がある場合はそっちまで参加することを是非おすすめしたい。

 本講座と二次会で共に話題になったテーマの一つが安倍政権の構造改革推進の問題点であったのだが、それらの話を聞いて、筆者はふと
「結局、安倍さんって小泉とブッシュの時代で思考が停止してるんですよね・・・」
と言ってみたのだが、中野剛志さんも、「そうそう」と同意をしてくれた。

 どうやら、この話題は先日行われた『表現者』50号刊行記念シンポジウムでも取り上げられたようであるが、安倍首相は未だに「構造改革推進」「競争原理の導入」によって大きな支持を得られると勘違いしているフシがある。

 日本で、もっとも強力に構造改革、規制緩和を推し進めたのは小泉純一郎元首相であるが、この小泉純一郎は
「自民党(つまり既得権の象徴であると思われる)をぶっ壊す!!」
「改革なくして成長なし!!」
をスローガンに様々な改革を推し進め、それによって絶大な支持を得た。

 つまるところ、安倍首相も当時の幻影を追い続けているのではないか?首相就任後の安倍首相の発言や、現実に推進している政策をみるにはっきり言ってそのように思えてならないのである。
曰く
「国を開く!!」「国際競争力の強化!!」「○○の分野の輸出を××倍に!!」「岩盤規制の改革に取り組む!!」
と・・・

 しかし、現実の世論を見てみれば、このような楽観的で威勢の良い言葉に良く言えば期待し、悪く言えば踊らされるような種類の人間は以前と比べれば減っていだろう。いわゆる第三の矢と呼ばれる成長戦略の発表後に株価が下落したという事実が端的に象徴するように、もはや国民のうちの多くあるいは少なくとも何割かは、夢物語のような非現実的な成長への幻想は抱いていない。むしろ、自分たちの足元を省みて、中高年であれば
「この不況をなんとかしてくれ!!」
「もっと、安定的で将来まで安心して生活できる社会にしてくれ!!」
若者であれば
「ちゃんとまともな仕事に就けるような社会にしてくれ!!」
「真面目にコツコツ働く人間が報われるような社会にしてくれ!!」
と非常に現実的かつ堅実な政策を実行していくれることを願っているのではないか?

 だからこそ、急進的な改革を推進しようとしているみんなの党や維新の会が失速し、逆に驚くべきことに共産党が議席を伸ばしたのではないか?まさか、共産党に投票した人達も、日本で共産革命を起こすために投票したわけでもあるまい。おそらくは、共産党の労働者の雇用条件の改善や、TPPのような急激なグローバル化や改革に対してノーの意思を示すような姿勢に賛同したのだと思う。

 その点では、安倍首相は全くの考え違いをしていると言えるだろう。もっとも、安倍さんが自分の支持を磐石にするために人気取りを目的として構造改革を推進しているのか、それとも本当に改革を推進することが日本のために良いことだと考えているのか、そのどちらであるかはわからない?まあ、おそらくはその両方であろう。そういう意味では、安倍さんは二重に勘違いをしている、第一には構造改革は現在の日本の状況を改善することはほとんどありえない上に、もはやそんな政策は対して期待されてもいないが故に、それを推進したところで支持率が上がるわけですらない。

 思えば、去年の衆院選では、救国内閣などと呼ばれ、現在の世界規模でのデフレ不況、国際的な政治の混乱、地政学的リスク、東北の復興問題、来るべき大災害に備えた国土の強靭化といった様々な課題を抱える中で、それらの危機を克服することを期待された政権であったが、その後の一時的な事態の沈静化(もっとも国際情勢はますます混迷を極めているのであるが)と共に多くの国民と同様、政権にまで危機感が薄れてきたという事実がある。

 そのような状況の中で地道な景気対策、災害対策といった政策の重要性を忘れ、一国の首相までもがなにやら威勢の良い改革論や成長論を吹聴している様子を見ていると、どうにもうんざりしてしまう。はっきり言って、「こいつらは真面目に政治をやる気があるのか?」と疑ってしまうのである。

 言論人も、言論人で、ついこの間までは、左派の論客が民主党を政権の誕生を「これで初めて日本に本格的な民主主義が生まれた!!」などと絶賛していたかと思えば、今度は「アベノミクス万歳!!」と、逆に右派の論客は、民主党の現実には実現不可能な夢物語の様々な政策についてその非現実性を批判していたのに、今度安倍首相が夢みたいなことを言い出せば、「安倍さんは素晴らしい首相だ!!」と手放しで絶賛・・・一体この軽率さは何なんだろう?と疑問に思わずにはいられない。

 多くの庶民の、現実的で悪く言えば醒めた、良く言えば地に足のついた目線と、政治家や言論人のあまりの軽薄さのギャップは一体なんなんだろうか?戸惑ってしまうのが筆者個人の現状である。



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posted by 古谷経衡と倉山満による不当な言論弾圧を許さない市民の会 at 20:52 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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